同校は同好。

近況:アセンブラがわからないです、助けてください。

 

高校時代は共通の趣味のある友達なんて作ろうと思わなくても作れちゃった奇跡の時代でした。みんなで銀英伝を読み、ギアスやガンダムを視聴し、ラノベを読み、日本語で会話を楽しんでいたわけであります。それが、大学に入れば、一転、BLもない腐女子もいない、なんともクリーンな世界が広がっていたわけです。恐怖です。

女の子は髪の毛をまきまきし、コーチやらグッチやらのお鞄を引っ提げて登校です。どこで呼吸すればいいのかわからないまま、なんとか神学部バリアによって自生圏を獲得し、数は激減したもののヘタリアという共通言語を解する人々と出会い、此処までいきてきたわけであります。

 

しかし、時の流れは恐ろしい。

気が付けばそういった類の友人とは共通の授業を取らなければ出会わないという自明すぎて会話の端にすら登らないレベルの事態に気が付き、気が付き終わったところで現実は変わらぬまま。というかそもそも話が合わなかったのよね。大学の人とは。

おとこの一生がわかる先輩がいるくらいかー。できたら銀英伝とか、嶽本のばらの小説とか、ざっくりとした方向性が似通っている人と話したいなとか思ってしまう。高校時代はそんなこと気にも留めなかった。友人は皆ガンダムやギアスを観ているものとして会話が成立していたのだ。それがこのざまである。だれもされ竜のことを知らないのである。浅井ラボとか、絶対、口に出さないのである。会話の流れがそちらに行かないのである。それは司書でも相変わらず。最近一番私の心の琴線に触れた会話と言えば、弟からポート解放について尋ねられた時だろう。

 

高校のころは感じなかった漠然とした不安感。受験勉強とは違う、もやのようななにかが、しょーもない孤独感に拍車をかける。ああ、十二国記読みたい。

話を聞いていて面白いのは先生くらいのもんである。

 

折角の大学生活である。夜を徹して飲み語り合いたいのである。同じ気持ちの人はいないだろうか。京都で孤独に大学で埋もれてゆく運命に抗おうという、私と読書傾向が似通っている、そして同志社にお住まいの方!!愛が欲しい。連絡が欲しい。運命の出会いがほしい・・・いや、私は決して出会い厨ではない。(なんか文章が森見登美彦っぽい気がする。ちなみに私は恋文の技術が好きです。)

 

司書課程なんか来るやつは本の虫かと思いきやそうでもないらしい。一部の女子生徒に聞いたところによると、結婚後、パートで図書館で働けたらいいな~程度の気持ち(複数名)、書店で働きたいから取っとく、など。皆そんなものである。もちろん、母上から、資格取っとけの一言で急遽3回生から司書課程受講、春学期は週六で大学に通うはめになった私も、彼女たちに対して大きな顔はできまい。ていうかすみません。

 

ああ、こんな文章を書く暇があるのならアセンブラやら基本情報の過去問やらをやれ、と己に言ってやりたい。でも、本当に、誰かいませんか・・・・。

 

追記:前書いた記事がまるっと無くなってたんだけど、どこにいったのでせうね。